国内
床に並べられた大量のナンバープレート。
八王子など東京のナンバーをはじめ、宮城、福島といった地方のものもずらり。
実は今、日本で盗まれたナンバープレートが海外で販売されるケースが相次いでいる。
取材班は、日本のナンバープレートを販売する業者をタイ・バンコクで追跡。
ナンバープレート転売ビジネスの裏側に迫った。
まず向かったのは、ナンバープレートの盗難被害が増加する千葉県へ。
この男性は11月上旬、自宅近くの駐車場に止めていた愛車のナンバープレートを盗まれた。
ナンバープレートを盗まれた男性「普通だったら壊されたりすると思うが、きれいに見事に持っていかれました。ナンバープレートだけですね。あとは外的損傷はない」
男性は、盗難防止用のねじで固定していたが、気がつくと前と後ろのナンバープレート2枚がなくなっていたという。
ナンバープレートを盗まれた男性「こういう悪質なことは二度とやらないでほしい。こういうことをする人たちは早く捕まってほしい」
今やナンバープレートは、自動車のパーツの中でも最も盗難被害が多い部品に数えられている。
犯罪などに使われるだけでなく、調査を進めると、日本のナンバープレートが海外で高値で売買されている実態が明らかになった。
いったい、どのようにして海外へと流出しているのか。
わたしたちは、流出先の国の1つ、タイで日本のナンバープレートを売る業者の存在をキャッチ。
日本からおよそ4,600km離れた首都バンコクで、緊急取材した。
ナンバープレートを売っているのは、日本車専門の部品販売店。
しかし、その所在地とされる場所に向かうと、車が多く止まる場所はあるものの、店らしき建物はどこにも見当たらない。
近くの住民も「ない。店なんて見たことない、ないよ」と話す。
では、どこでナンバープレートを売っているのか。
店のSNSに記載があった電話番号にかけてみた。
日本のナンバープレートを売る業者「ありますが、売れてしまい在庫は残り少ないです」
この業者は、店舗を持たずにSNS上で日本のナンバープレートを販売しているという。
盗品であれば、日本のナンバープレートを海外に持ち出すことは違法だが、どのようにして日本から入手したのか聞くと...。
日本のナンバープレートを売る業者「ナンバープレートは、廃車の日本車から取り外したものです。タイには手で持ち込みました」
ナンバープレートは、廃車となった車から外し、手荷物として日本からタイに運んだと説明。
流出先はタイだけではない。
これは、日本ナンバーのコレクターが香港で作ったSNS上の交流サイト。
そこには、「新しく到着したナンバープレートです」という書き込みが...。
東京の足立ナンバーが日本円でおよそ4万7,000円。
さらに、千葉の成田や柏ナンバーには、5万円を超える値をつけられ、メンバー同士で日本のナンバープレートを売買していることがうかがえる。
さらに、「スラムダンクのために湘南ナンバー入手。完璧な組み合わせ」という書き込みも。
アジアでも大人気の日本の漫画「スラムダンク」。
その舞台となっている湘南のナンバープレートも高値で取引されるナンバーの1つ。
コレクターたちは、日本のナンバープレートを自分の車や部屋を飾る装飾アイテムとして見ているという。
元埼玉県警捜査一課刑事・佐々木成三氏は、盗難されたナンバープレートは、一般に犯行車両の偽装に使われることが多いとしたうえで「今回みたいに転売ルートが明らかになったということになると、実際海外で高値で売られてますよね。転売目的でナンバープレートを盗んでいる犯人もいることになると思う」と指摘する。
"販売" - Google ニュース
November 23, 2020 at 06:18PM
https://www.fnn.jp/articles/-/110983
【独自】盗難ナンバープレート海外へ?高額で販売“業者”を直撃! - FNNプライムオンライン
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