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レノボ、2019/20年度は堅実な売上高と過去最高の税引き前利益を達成、世界的な経済的困難を乗り切って力強い立場を確保 - 時事通信

香港--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- レノボ・グループ(HKSE:992)(OTC Pink:LNVGY)は本日、通期および第4四半期の堅実な業績を発表し、前例のない世界的変化の中で強い立場を顕示しました。当年度は、マクロ経済的にも業界においても多くの困難がありましたが、当社は2年連続して500億米ドルを超える通期売上高(507億米ドル)を達成しました。利益率は引き続き好調で、税引き前利益は過去最高の10億2000万米ドルとなり、前年比で約19%増加しました。通期の純利益は、前年比12%増の6億6500万米ドルでした。

通期の基本1株当たり利益は5.58米セント(43.61香港セント)で、第4四半期の1株当たり利益は0.36米セント(2.80香港セント)でした。レノボの取締役会は、2020年3月31日締め通期の期末配当を2.77米セント(21.50香港セント)と発表しました。

レノボの楊元慶会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「世界的な変化と変革のかつてなく重大な時期において、レノボはこの1年間で事業を大きく変革しました。10億2000万米ドルという過去最高の税引き前利益を達成し、売上高は過去最高に近い507億米ドルを達成しました。この力強い業績を非常に誇らしく思っています。また、企業および企業市民として、世界的なパンデミックに継続的に対処していることを大いに誇らしく思っています。世界は引き続き先行き不透明な時代に直面していますが、レノボは、優れた運営と世界的な事業展開を生かして、インテリジェント・トランスフォーメーション戦略の実施を継続し、「新常態」がもたらす機会を十分に捉えると確信しています。」

世界経済的要因と見通し

この12カ月には、地政学的な不透明性、構成部品の供給不足、為替の影響、さらに第4四半期には世界的なCOVID-19のパンデミックなど、業界全体で数々の問題が生じました。コロナウイルスについては、当社は、世界の30カ所以上の自社およびサードパーティーの製造現場の能力を活用して生産能力を調整し、生産のバランスを取り戻しました。この地理的なバランスと内在的な柔軟性と抵抗力は、年間を通して示された優れた運営の中核となるものであり、これにより、当社は第4四半期を通して製品を製造し、注文品を顧客に納入することができました。今後は、この基本的な能力と継続的なイノベーションにより、事業を推進し続けることができるでしょう。当社は在宅勤務と在宅学習による「新常態」が生み出す長期的な成長の機会を捉えています。この動向は、PCやスマートデバイスの成長につながるだけでなく、より高速なネットワークとデジタル消費を強化する基盤としてのデータセンターとインフラストラクチャーの成長にもつながります。

通期事業グループ別概要

レノボのインテリジェント・デバイス・グループ(IDG)は、引き続き当社の優れた業績を牽引しました。IDGの2つの事業部門の1つであるPC・スマートデバイス・グループ(PCSD)では、通期の売上高が前年比3.6%増の約400億米ドルとなり、グループを牽引しました。利益率も向上し、税引き前利益は過去最高の23億米ドル(前年比18%以上増加)となり、税引き前利益率は業界トップで過去最高の5.9%(前年比0.7ポイント上昇)となりました。世界のPC市場全体でのリーダーシップが強化され、通期のシェアは1ポイント以上増加して24.5%となりました。この強力な持続可能な成長は、高成長セグメントに注力して投資する一貫した戦略によるもので、ゲーミング、ワークステーション、ビジュアルPC、薄型軽量、クロームブックは、それぞれ販売台数が市場平均を2桁上回りました。

IDGの2つ目の事業部門であるモバイル事業グループ(MBG)は、画期的な年度となるべく邁進していましたが、第4四半期にはCOVID-19により武漢にある当社の主要スマートフォン工場の閉鎖を余儀なくされ、影響が出ました。MBG全体の売上高は減少し、税引き前損失は4300万米ドルとなりましたが、損失額は前年比で9600万米ドルの大幅な縮小となりました。この事業部門は引き続きイノベーションに注力し、象徴的な折りたたみ式のモトローラrazrスマートフォンでプレミアム・セグメントに再び参入しました。

データセンター・グループ(DCG)では、全体として売上高が前年比で8.7%減少しました。これは、ハイパースケールの需要が軟調だったことや、コモディティー価格が大きく下落したためですが、ハイパースケール以外の売上高は前年比で5.3%増加しました。これは、ソフトウエア定義インフラストラクチャー(SDI)、ストレージ、ソフトウエアおよびサービスで売上高が2桁の伸びを達成したためです。特に、ストレージの売上高は前年比で50%以上増加しました。また、ハイパースケール以外のサーバーの販売台数は14%増加し、中国での売上高は前年比で23%増加しました。当社はまた、ハイパフォーマンス・コンピューティングでトップの地位を維持し、現在、世界の上位500個のシステムのうち173個がレノボで稼働しています。

トランスフォーメーション事業は堅調な進歩を見せました。スマートIoTでは、拡張現実と仮想現実、スマートオフィス、モノのインターネットが牽引し、売上高は、前年度のほぼ4倍(+296%)となりました。スマート・インフラストラクチャーは、ネットワーク機能仮想化が収益を生み出し始めたことから、前年比で37%成長しました。また、スマート・バーティカルの売上高は前年度の2倍以上(+133%)となりました。これは、データ・インテリジェンス事業グループ、スマートヘルスケア、スマート教育ソリューションが大きく伸びたためです。ソフトウエアおよびサービスにとっては画期的な年度となりました。売上高*は過去最高の35億米ドル、前年比43.2%増となり、グループ全体の変革の推進要因となりました。

第4四半期の要点:

  • 四半期のグループ売上高は106億米ドルとなり、前年同期比で9.7%減少しました。税引き前利益は7700万米ドル、純利益は4300万米ドルでした。
  • PC&スマートデバイスは好調な四半期業績を達成しました。売上高は前年同期比で4.4%減少しましたが、税引き前利益は前年同期比で15%改善し(5億2500万米ドル対4億5800万米ドル)、業界トップの利益率は1ポイント上昇して、過去最高の6.2%となりました。
  • PCの販売台数は市場平均を4ポイント上回り、当社のリーダーシップと世界市場でのトップの地位を拡大しました。PCの売上高は世界のすべての地域で市場平均を上回りました。
  • モバイル事業グループはCOVID-19の影響を受け、武漢にある主要な世界的スマートフォン工場が当四半期中に長期間閉鎖されました。しかし、この事業部門では、世界的な製造拠点を活用して、当四半期中に600万台のスマートフォンを生産しました。
  • データセンターでは、サーバーの販売台数が前年同期比で2桁(14%)の伸びを継続しました。ハイパースケールでは、コモディティー価格の大幅な下落により売上高が依然として伸び悩みましたが、ハイパースケール以外の事業では、売上高が前年同期比でほぼ4%増加しました。これを後押ししたのは、主要な成長・利益促進セグメントであるソフトウエア定義インフラストラクチャー、ストレージ、ソフトウエアおよびサービスでした。

* 請求済み売上高

レノボについて

レノボ(HKSE:992)(OTC Pink :LNVGY)は、フォーチュン・グローバル500社に選ばれている売上高500億米ドルの企業であり、6万3000人の従業員を擁し、世界の180市場で事業を展開しています。すべての人によりスマートな技術を提供するという大胆なビジョンに基づき、当社は、より包摂的で信頼できる持続可能なデジタル社会を構築する世界を変える技術を開発しています。当社は、世界で最も完全なスマートデバイスとインフラストラクチャーのポートフォリオを考案、設計、構築することで、インテリジェント・トランスフォーメーションを推進し、世界の数百万人のお客さまにより良い体験と機会を生み出しています。詳細は、https://www.lenovo.comをご覧ください。リンクトインフェイスブックツイッターユーチューブインスタグラムウェイボーで当社をフォローしてください。また、ストーリーハブで最新の情報をご覧ください。

レノボ・グループ

財務概要

2020年3月31日締め四半期および通期

(単位:百万米ドル、1株当たりデータを除く)

第4四半期
2019/20年

第4四半期
2018/19年

前年同期比変化率

2019/20年

2018/19年

前年同期比変化率

売上高

10,579

11,710

(10)%

50,716

51,038

(1)%

粗利益

1,861

1,895

(2)%

8,357

7,371

13%

粗利益率

17.6%

16.2%

1.4 pts

16.5%

14.4%

2.1 pts

営業費用

(1,695)

(1,622)

5%

(6,918)

(6,193)

12%

売上高費用比率

16.0%

13.9%

2.1 pts

13.6%

12.1%

1.5 pts

営業利益

166

273

(39)%

1,439

1,178

22%

その他の営業外費用 - 純額

(89)

(93)

(5)%

(421)

(322)

31%

税引き前利益

77

180

(57)%

1,018

856

19%

税金

(14)

(46)

(70)%

(213)

(199)

7%

当期間/通期の利益

63

134

(53)%

805

657

22%

非支配持分

(20)

(16)

35%

(140)

(60)

129%

株主帰属利益

43

118

(64)%

665

597

12%

1株当たり利益(米セント)

基本

0.36

1.00

(0.64)

5.58

5.01

0.57

希薄化後

0.35

0.96

(0.61)

5.43

4.96

0.47

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