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トヨタ、20年世界販売1077万台 4年連続最高に - 日本経済新聞

トヨタ自動車は17日、ダイハツ工業と日野自動車を含むグループ全体の2020年の世界販売台数を、19年見込みに比べて微増の1077万台とする計画を発表した。4年連続の過去最高を目指す。1000万台超は7年連続となる。レクサス車が引き続き好調な中国や、20年に発売する新型「ヤリス」の人気が根強い欧州を中心に販売台数が伸びると見込む。

4年連続の過去最高を目指す(このほど発表した新型「ヤリス」)

4年連続の過去最高を目指す(このほど発表した新型「ヤリス」)

トヨタグループの世界販売は14年以降1000万台を越えており、17年に過去最高の1038万台を記録した。19年見込みは、18年実績比1%増の1072万台としており、海外市場の減速が響き昨年発表した当初計画より4万台下回る。

トヨタ単体(トヨタ・レクサスの合計)の19年世界販売は当初計画通りの968万台だったが、海外販売が5万台減る見込みで、米国やインド、タイなどの市場低迷の影響を受けている。

20年のグループ世界販売も19年見込みに比べて0.5%増と、伸び幅は鈍化する見通しだ。

トヨタ単体の20年世界販売は1%増の975万台で、過去最高を計画する。中国、欧州が好調な一方で、米中貿易摩擦が響き全世界的に自動車需要は厳しい環境が続くとみられる。

このうち国内は、4%減の156万台と、2年ぶりの減少。「新車の当たり年」(販売店幹部)と言われた19年の反動減もあるほか、「限定的だが10月の消費増税後の反動減の影響が残る」(トヨタ自動車)としている。

トヨタは国内の生産拠点や雇用維持のために国内販売150万台、国内生産300万台の堅持を掲げており、20年はいずれも達成する。

国内から輸出していた新型車の生産は海外に移る。カナダの生産拠点で多目的スポーツ車(SUV)「RAV4」を、米国・ミシシッピ州の生産拠点で新型「カローラ」の生産が増やす見込みで、トヨタ単体の国内生産は5%減の324万台になる、海外生産は5%増の591万台に増える。グループ全体の世界生産は1%増の1090万台を計画し、達成すれば4年連続の過去最高を見込む。

トヨタは20年に電気自動車(EV)需要の取り込みに本腰を入れる。レクサス初となるEV「UX300e」を、まずは世界最大の自動車市場の中国に投入して、夏に欧州、21年前半に日本でも発売する。中国では「C-HR」などのEVも投入し、電動車の20年の世界販売は20%増の231万台を見込んでいる。

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December 17, 2019 at 01:40PM
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