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ティーライフ通期決算、売上高は過去最高の105億円・純利益73%増 - 通販通信

 ティーライフ(株)がこのほど発表した2020年7月期(19年8月~20年7月)連結決算は、

売上高が前期比13.9%増の105億7700万円、営業利益は同45.7%増の4億9600万円、

純利益は同73.8%増の4億2000万円となった。

テレビ通販でサプリ販売が大幅伸長

 過去最高となる連結売上高100億円超えを達成し、大幅な増収増益となった。売上高は、小売・卸売事業でECモールでの巣ごもり需要を捉え、テレビショッピングでのサプリメント販売が大きく伸長した。プロパティ事業では静岡県掛川市に新規取得した掛川センターの有効活用で収益化を図った。利益面では、新規顧客開拓を目的とした広告宣伝費の運用見直しをはじめ、グループ内での出荷機能の集約による物流コストの圧縮を図った。

 セグメント別でみると、小売事業の売上高は前期比0.5%増の62億1300万円、セグメント利益は同42.9%増の4000万円だった。購買行動の変化に対応した商品提案と販売促進の実施により好調に推移した。

ECモールでも販売好調

 主力の「ダイエットプーアール茶」「メタボメ茶」「ルイボスティー」などの健康茶を中心に展開。機能性表示食品の開発やM&Aによる医薬品の通販事業の譲受などにより、付加価値の高い商品の品揃え拡充や販売ノウハウの向上に取り組んだ。新規顧客開拓については、フロントエンド商品として好調な静岡県産茶ノ実油配合のオールインワンシャンプー「hugm」による拡販に注力するなど、広告費運用の見直しを図り、収益力の改善に取り組んできた。

 ECモールでは、グループ間での販売ノウハウの共有によるイベント時の販売力強化や広告運用の効率化を進めたほか、消費税増税やコロナ禍における購買行動の変化に対応した商品提案と販売促進の実施により、好調に推移した。

業務高率化・物流コスト圧縮も

 卸売事業の売上高は前期比37.8%増の40億円、セグメント利益は同88.9%増の3億300万円となった。実店舗小売店向けの衣類や雑貨販売では、消費税の増税に加え、コロナ禍での外出自粛の影響や営業活動の制限により苦戦したものの、テレビショッピング中心のサプリメント販売が、在宅率が上昇したことにより好調だった。

 主に「J's kami高麗」や「熟成発酵濃縮黒にんにくゼリー」などのヘルスケア商品が伸びた。費用面では、業務効率化を図るとともに、(株)ダイカイの出荷場を掛川センターに移転し、出荷機能の集約で物流コストを圧縮した。

新型コロナで変化した消費者のライフスタイルに対応

 プロパティ事業の売上高は前期比81.4%増の3億6300万円、セグメント利益は同1.9%減の1億4400万円となった。他社の出荷業務請負の売上拡大を進めるとともに、新規取得した掛川センターの賃貸先の開拓を進め、自社不動産の有効活用及び収益化を図ってきた。

 次期の21年7月期(20年8月~21年7月)の通期業績については、売上高を前期比6.3%減の99億600万円、営業利益を同6.8%増の5億3000万円、純利益を同12.4%減の3億6800万円)を見込んだ。

 同社グループは「進化するウェルネス&ライフサポート企業」を将来ビジョンに、21年7月期から23年7月期までの3カ年を、「将来の成長に向けた挑戦」とする中期経営計画を策定。新型コロナウイルス感染症の影響により大きく変化した消費者のライフスタイルに対応するため、販売ツールや広告媒体のデジタルシフトを進めるとともに、既存事業のインフラとノウハウを活用し、新規事業の拡大に注力するとしている。


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September 07, 2020 at 03:21PM
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