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廃校プールに「めだかのガッコウ」 養殖メダカ、交流施設で販売 - 西日本新聞

 福岡県田川市の交流施設「いいかねPalette」の敷地内にメダカの養殖販売を行う「めだかのガッコウ」がオープンした。施設は2014年に廃校になった旧猪位金小で、使われなくなったプールを利用。近年のメダカブームと、新型コロナウイルス感染症による外出自粛で自宅での楽しみを求める人たちに静かな人気となっている。

 川崎町出身で、北九州市門司区で物流業を営む船原秀朗さん(42)が、知人を介して大分県のメダカ販売業者から打診され、「地元の活性化に貢献できないか」と施設の運営権者からプール部分を借り、4月18日に開業した。

 日本古来のメダカは、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に挙げられているが、種の改良が容易で日本メダカ協会(本部・広島県廿日市市)によると、改良メダカは600種以上あるといい、近年は愛好家が増えている。

 川崎町を拠点に内装業をしながら10年以上メダカの飼育を続ける菊池育伸さん(52)が店長。大分県の業者から仕入れたメダカをプールの水を使った水槽で養殖している。日本メダカ協会によると、「使わなくなったプールの水はカルキが抜け、微生物が増えて養殖に適した環境になっているのではないか」と推察する。

 プールサイドには水槽が並び、雑種や一般的なヒメダカからラメ入りの衣装をまとったように体が光る「女神」、赤い模様が鮮やかな「紅白」など1匹数千円する希少種まで約50種を販売。「ガッコウ」らしく、代表的なメダカ12種の写真や屋外、屋内での飼い方を記したパネルも展示する。

 緊急事態宣言以降、室内で過ごす時間が増えた家族連れが訪れ、選んでいく姿が増えているという。

 船原さん、菊池さんは「ウイルス感染には最大限の注意を払い、メダカを育てて癒やしにつながればいい」と話している。午前9時~午後6時、水曜定休。 (大塚壮)

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May 21, 2020 at 04:00AM
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