国税庁は10日までに、飲食店などが在庫の日本酒やワインといった酒類を販売できる期間限定の免許を新設すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で来店客が減る中、余った酒の持ち帰り用の販売を認めてほしいという要望が飲食店などから上がっていた。
飲食店が酒類を店舗で提供する際に国税庁の免許は必要ないが、持ち帰り用に販売するには免許が必要となる。
新たな免許は、飲食店がある地域の税務署に申請する。必要書類も簡略化し早期の免許付与を目指す。申請期限は6月30日までで、免許の有効期間は6カ月。販売できるのは、在庫や既存の取引先から仕入れたものに限る。ネット販売も認めるが、店舗が所在する都道府県内の消費者向けに限定する。
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April 10, 2020 at 12:34PM
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飲食店、在庫の酒を販売可能に 国税庁が期間限定免許 - 日本経済新聞
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