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TIの1-3月期売上高、アナリスト予想上回る - ブルームバーグ

半導体メーカーの米 テキサス・インスツルメンツ(TI)が21日発表した1-3月(第1四半期)決算では、売上高がアナリスト予想を上回った。新型コロナウイルス感染症(COVID19)のパンデミック(世界的大流行)による供給混乱を避けようとする顧客の部品買いだめの動きに支えられた。TIが示した売上高見通しもウォール街の一部予想を超えた。

  リッチ・テンプルトン最高経営責任者(CEO)は決算発表に関する同日の電話会見で、工場の稼働を継続し、研究や新製品への支出を維持すると強調。自社株買い戻しと配当を通じた株主還元の方針も堅持した。株価は時間外取引で一時2%上昇した。

   1-3月期の純利益は11億7000万ドル(約1260億円)、1株当たり1.24ドルと、前年同期の12億2000万ドル(1株当たり1.26ドル)から減少した。売上高は7%減の33億3000万ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は、1株利益が99セント、売上高が31億4000万ドルだった。予想は幅広いレンジだった。

  21日の発表資料によると、4-6月(第2四半期)の1株利益は0.64ー1.04ドル、売上高は26億1000万ドルから31億9000万ドルの見通し。アナリストの予想平均は1株利益が93セント、売上高は31億ドルだった。売上高が25億ドルに落ち込むと予想するアナリストもいた。

  TIは「COVID19によるリセッション(景気後退)の可能性と顧客需要の可視性の低下を踏まえ、4-6月期見通しで2008年の金融危機をモデルに利用している」とし、「不確実性の高まりを反映しガイダンスの幅を広げた」と説明した。

  新型コロナ感染拡大防止のためのロックダウン(都市封鎖)実施後に決算発表した米大手半導体メーカーはTIが初めて。同社の半導体製品は食器洗浄機や衛星などさまざまな製品に採用されているため、経済全般の需要を示す重要な指標とされる。

  同社幹部らは顧客の在庫積み上げによる短期的需要が見られると述べた上で、それが完了すれば需要減少が見込まれるとし、5月は受注が減るとの見通しを示した。

原題: Texas Instruments Quarterly Sales Top Analysts’ Estimates (1) (抜粋)

(CEOの見解や株価の反応などを追加して更新します)

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April 22, 2020 at 04:45AM
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