アマビエをかたどった和菓子 |
疫病を退散させるとして、インターネットなどで話題となっている妖怪「アマビエ」をモチーフにした和菓子を「夢菓子工房 ことよ」(本店・四日市市西日野町)の岡本伸治社長(45)が考案し、販売し始めた。作り方を紹介する動画も公開している。
アマビエは江戸時代に肥後国(現在の熊本県)の海に現れ、「病がはやったら私の写し絵を人々に見せよ」などと告げたと伝わる。以来、疫病退散に御利益があるとされてきた。半人半魚で、長い髪やくちばし、うろこをまとった姿が特徴的だ。
岡本社長は、アマビエが話題になっていることを知り、デザインに着手。光り輝いて現れたとされることから、髪をピンク、うろこを青と紫の練り切りでグラデーションにして色鮮やかに表現した。
作り方は動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で公開。写真投稿アプリ「インスタグラム」でも写真を紹介する。アカウント名はいずれも「wagashi.kotoyo」。動画上では「粘土で作ってみて」と呼び掛けている。
商品は本店と、白梅の丘店(朝日町)で販売中。一つ二百五十三円。岡本社長は「歴史を振り返っても、和菓子には無病息災などを願って作られてきた歴史がある。新型コロナウイルスの影響で休校となり家にこもっている子どもたちに楽しんでもらい、少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と話している。(問)ことよ本店=059(322)1226
(磯部愛)
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April 19, 2020 at 03:09AM
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「アマビエ」菓子でコロナ退散? 四日市の和菓子店が販売 - 中日新聞
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