【フランクフルト時事】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級スポーツ車メーカー、ポルシェが20日発表した2019年の税引き後利益は、前年比10%減の28億0100万ユーロに低迷した。ディーゼル車排ガス不正に関連した罰金5億3500万ユーロが利益を押し下げた。
世界販売はスポーツ用多目的車(SUV)の人気で10%増の28万0800台、売上高は11%増の285億1800万ユーロとなり、それぞれ過去最高を記録した。しかし、電気自動車(EV)やデジタル化などへの投資や為替差損の重荷で、営業利益は10%減の38億6200万ユーロにとどまり、売上高利益率は前年の16.6%から13.5%に悪化した。従業員数は10%増の3万5429人。
財務担当のメシュケ取締役は、新型コロナウイルスによる不確実性もあって向こう数カ月間は経済的にも政治的にも困難が待ち構えていると話し、20年の業績見通しを示さなかった。ただ、将来も売上高利益率目標15%の達成を目指すと述べた。
【了】
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March 21, 2020 at 05:45AM
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〔海外決算〕ポルシェ、19年は10%減益=売上高は過去最高 - 乗りものニュース
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