
半導体メーカーの米 マイクロチップ・テクノロジーは2日、今四半期の売上高見通しを下方修正し、利益ガイダンスを撤回した。新型コロナウイルス感染拡大を受けて中国などアジア諸国で「需要が極めて弱い」ことを明らかにした。
マイクロチップは同日の発表資料で、1-3月(第4四半期)売上高が前期比横ばいになるとの見通しを示した。2月4日の決算発表に関する電話会見では、2-9%増収を予想していた。欧州と米州のビジネスはなお従来予想通りだと説明した。
同社によれば、顧客の業務再開ペースは予想よりも遅く、サプライチェーン(供給網)の正常化に向けた動きは鈍い。同社は1株利益の最新見通しは提示できないとし、従来予測を撤回すると表明した。
マイクロチップの株価は発表を受けた時間外取引で一時約2.8%下落。
原題: Microchip Is Latest Chipmaker to Foresee Earnings Hit From Virus(抜粋)
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March 03, 2020 at 06:23AM
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マイクロチップが売上高見通し下方修正-新型コロナでアジア需要減退 - ブルームバーグ
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