去年、日本で行われたラグビーワールドカップの大会の収入は、チケット販売が好調だったことを受け、大会前の予算より増えて677億円に達し、ラグビーの発展に向けた事業に68億円が充てられることになりました。
ラグビーワールドカップ日本大会の組織委員会の嶋津昭事務総長は10日、大会の収入などについて発表しました。
それによりますと、大会のチケットの売り上げが好調だったことなどから、収入の総額は大会前の予算より47億円増えて677億円となる見込みです。
それによりますと、大会のチケットの売り上げが好調だったことなどから、収入の総額は大会前の予算より47億円増えて677億円となる見込みです。
このため今後のラグビー界の発展のため、ワールドカップのレガシーの継承に向けた事業に68億円が充てられることになりました。
具体的には新しい秩父宮ラグビー場に日本大会の開催を記念するミュージアムを作ることや、131の自治体と日本ラグビー協会が連携して行うラグビー普及に向けた活動、それに将来的に日本に再びワールドカップを招致するための取り組みに使うとしています。
組織委員会は今月末で解散し、今後は日本ラグビー協会が事業を進めていくことになります。
また、ラグビーの国際統括団体ワールドラグビーによりますと、テレビでの日本大会の視聴者数は過去最多となる８億5700万人に上り、国内でも2015年の前回大会と比べて５倍以上となる４億2500万人に達したということです。
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March 10, 2020 at 10:16PM
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ラグビーＷ杯 チケット販売好調で68億円を”レガシー事業”に - NHK NEWS WEB
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