【NQNニューヨーク=戸部実華】（米東部時間11時05分、コード@TGT/U）15日の米株式市場でディスカウントストア大手のターゲットが大幅に反落して始まった。一時前日比7.4%安の116.00ドルを付けた。15日朝に発表した年末商戦が低調で、19年11月～20年1月期予想の既存店売上高が市場予想を下回った。実店舗とネット販売の融合戦略で年末商戦も好調との期待があっただけに、失望売りがかさんでいる。
年末商戦期にあたる19年11～12月の既存店売上高は前年同期比1.4%増と、前年同期の5.7%増から伸び悩んだ。電子機器や玩具、家庭雑貨などの販売が振るわなかった。これを受けて19年11月～20年1月期の既存店売上高は1.4%増になりそうだと発表した。QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想（3.3%増）を下回る。
ネット販売の既存店売上高は19%増だった。ネットで注文した商品を実店舗などで即日受け取るサービスの利用が50%強増えた。特別項目を除く1株利益見通しは19年11月～20年1月期（1.54～1.74ドル）、20年1月期通期（6.25～6.45ドル）ともに従来予想を据え置いた。
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January 15, 2020 at 11:11PM
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＜米国＞ターゲットが大幅安、年末商戦の既存店売上高が伸び悩み - 日本経済新聞
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