ベトナム航空は2019年10月に、老朽化したA321ceo型機5機を売りに出した。そのうちの1機(機体番号:VN-A347)を購入した企業が今年10月、機体を解体して取り出した中古部品を記念品としてオンライン販売を始めた。
機体を切り取ってタグ状にした「プレーンタグ」は7500個が生産され、1個当たり58万~93万VND(約2640~4230円)で販売されている。価格は切り取った場所の塗装カラーによって異なるという。
機体番号VN-A347のA321ceo型機は、2004年4月からベトナム航空が同型機50機のうちの1機として使用し、2015年初頭に格安航空会社(LCC)ジェットスター・パシフィック(Jetstar Pacific Airways=JPA、現在のパシフィック航空=Pacific Airlines)にリースされていた。
ベトナム航空は現在、9機のA321ceo型機の売却を計画している。このうち3機は航空機としての利用が可能な状態だが、新型コロナの影響で航空業界が打撃を受けている時期の売却は困難とみられる。6機は、中古部品を取る対象として売られる可能性が高い。
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October 22, 2020 at 03:58AM
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ベトナム航空の老朽機、解体した機体のプレーンタグ販売[経済] - VIETJOベトナムニュース
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