新型コロナ:埼玉・所沢市、市内採取の地下水を販売 - 日本経済新聞

埼玉県所沢市は市内で採取した地下水の一般販売を始めた。環境に配慮し、ペットボトルではなく、紙パックで商品化した。1リットル入りで、価格は100円（税別）。販売数量は約1万8000本の予定だ。まず市内11店で取り扱いを始め、今後さらに販売店を増やしていく。

紙パックで商品化した

同市上下水道局によると、新商品「ところざわの水」は東部浄水場の地下300メートルからくみ上げた良質な水を使用。地下水は市内の水道水にも含まれるが、県営の水道と混ぜているため、地下水のみを飲める機会はなかった。

市が2018年と19年に、イベントなどで地下水を無料配布したところ、市民から「もっと飲みたい」との要望が寄せられたため、商品化につながった。市は「今年限りの販売予定だが、要望次第では来年以降も販売する可能性もある」としている。

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June 26, 2020 at 04:05PM
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