【NQNニューヨーク=横内理恵】（コード@MU/U）25日の米株式市場の時間外取引で半導体大手マイクロン・テクノロジーが大幅上昇した。通常取引を前日比1.8%安の42.50ドルで終えた後、終値を6%上回る45ドル台で推移している。25日の引け後に発表した2019年12月～20年2月期決算で売上高などが市場予想を上回った。DRAM市況の低迷や新型コロナ問題で懸念していたほど業績が落ち込まず、買いが集まった。
売上高は前年同期比18%減の47億9700万ドルで、市場予想（約47億ドル）を上回った。売上高の6割を占めるDRAMが26%減ったが、NAND型フラッシュメモリーは9%増えた。
純利益は75%減の4億500万ドル。DRAMの減収や価格下落が続き、利益率が悪化した。特別項目を除く1株利益は0.45ドルと市場予想（0.37ドル）以上だった。
3～5月期の売上高は4%減～9%増の46億～52億ドルを見込む。中心値（49億ドル）は市場予想とほぼ一致した。特別項目を除く1株利益見通しは0.40～0.70ドルとレンジの幅は広めだが、中心値はほぼ市場予想の範囲内だった。
発表資料では新型コロナの感染拡大で在宅勤務が増え、データセンター向けやノート型PC向けなどの需要が強まるとの見通しを示した。一方、スマートフォンや家電、自動車向けは予想を下回りそうだという。
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March 26, 2020 at 04:57AM
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＜米国・時間外＞マイクロン大幅高 売上高と利益が市場予想上回る - 日本経済新聞
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