大手薬局チェーンのコクミンドラッグが、マスクを買い求める中国人客に高額商品と抱き合わせで販売していた問題で、運営会社の上層部による指示があったことが、「週刊文春」の取材で分かった。
同社は、小誌先週号の取材で「一部の店舗で販売の工夫というレベルで、誤解を招く恐れのある販売をしていたことは事実です」と認め、2月19日、ホームページで謝罪した。また、ハフポスト日本版の取材に対しては、コクミンドラッグの広報担当者が「16の店舗で抱き合わせ販売をしていた」、「販売方法の工夫の一環で店長が指示した」と回答していた。同社は抱き合わせ販売は店長の独断だと主張していたのだった。
だが、従業員たちはこう反論する。
「私が働く東京都内の店舗には、地域の責任者であるマネージャーから、社内メールで抱き合わせ販売の指示があった」(コクミンドラッグ従業員)
「私のいる店舗では、常務から店長へ直接電話で指示があったそうで、マスクに強壮剤3本をあわせて2000円で販売していました」(別の従業員)
コクミンドラッグは1935年創業で大阪に本社を構え、全国で192店舗を展開し、2019年4月期の売上高は680億円にのぼる。
コクミンドラッグの広報担当は、上層部の指示があったかどうかという質問には答えず、こう回答した。
「指示の有無などについても調査中で、当社顧問弁護士等を含めた調査委員会を組成することといたしました。結果は、弊社ホームページ等に掲載する予定です」
2月27日(木)発売「週刊文春」では、新型コロナ肺炎対応を巡り大坪寛子審議官の「ダイヤモンド・プリンセス号」での問題行動、混乱を招いた加藤勝信厚労相を筆頭とする政治家の行動、会食三昧の安倍首相の油断、高齢者や子どもなど状況に応じた完全対策マニュアル、「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客や乗船医の証言など、「新型コロナ肺炎非常事態」を15ページにわたって詳しく報じる。

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