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中国、インドで落ち込み大きく 昨年の世界自動車販売 - 朝日新聞

 日本、中国、米国、欧州、インドの世界主要5カ国・地域の2019年の新車販売台数は、計約6684万台で、前年に比べて約4.1%減った。中国やインドの落ち込みが大きく、日米でも微減。20年も大きな成長を見込める市場は見当たらず、自動車会社の苦境が続きそうだ。

 各国の業界団体や専門紙が発表したデータを朝日新聞が集計した。

拡大する写真・図版東京モーターショーに出展したトヨタ自動車の高級社ブランド「レクサス」のブース=2019年10月24日、東京都江東区

 減少の大きな原因になったのが世界最大市場の中国での不振だ。米中貿易摩擦や電気自動車(EV)への補助金削減が響き、前年比8.2%減の2576万台と、2年連続のマイナスとなった。中国市場の2割を占める日系メーカーは、トヨタ自動車とホンダが販売を伸ばしたが、日産自動車は微減と明暗が分かれた。

 インド市場も前年比12.7%…

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