米インテルは23日、2020年1-3月(第1四半期)と通期の売上高で強気な見通しを示した。大規模クラウドコンピューティングセンター向け半導体需要の急増が背景にある。株価は時間外取引で一時7.8%上昇した。
発表資料によると、1-3月期と20年通期の売上高はアナリスト予想を大きく上回る見通しで、通常の業界トレンドを超えている。1-3月期売上高は約190億ドル(約2兆810億円)、1株利益は一部項目を除いたベースで約1.23ドルを見込む。アナリスト予想 平均は売上高が172億ドル、1株利益が1.04ドルだった。
20年通期売上高は約735億ドルの見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は722億ドルだった。昨年10-12月(第4四半期)の売上高と利益もウォール街の予想上限を上回った。
サーバー用半導体の供給で最大手のインテルは、アルファベット傘下のグーグルやフェイスブック、アマゾン・ドット・コム傘下のAWSといった企業によるデータセンター拡充の動きから恩恵を受けている。クラウドサービス事業者向けの売上高は昨年10ー12月期に48%増加した。
ジョージ・デービス最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「10-12月期は当社の予想をかなり上回っており、今年も続いている」と説明。その上で通期の見通しは成長が年後半に弱まることを暗示しているとし、データセンター顧客の大口購入後の受注鈍化時期を予測するのが難しいと付け加えた。
10ー12月期売上高は8%増の202億ドルと、アナリスト予想平均の192億ドルを上回った。純利益は69億ドル(1株当たり1.58ドル)で、1株利益の市場予想は1.23ドルだった。粗利益率は58.8%。部門別売上高は、データセンター部門が19%増の72億ドル。パソコン用半導体部門が2%増の100億ドルだった。
ボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は電話会議で、全ての顧客注文に対応するだけでなく在庫積み上げも可能な水準までの増産などを目標に、インテルが2020年に新工場や設備への投資を170億ドルに増やすと表明。昨年10-12月も全ての需要に対応できたわけではなかったとし、この失敗を繰り返さないことが優先課題の一つだと語った。
原題: Intel Gains as Data Center Revival Fuels Revenue Growth (2) (抜粋)
(CEOのコメントを追加します)
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January 24, 2020 at 04:52AM
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