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2019年の欧州新車販売、2年ぶりプラス 0.7%増 - 日本経済新聞

【フランクフルト=深尾幸生】欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表した2019年の域内主要18カ国の新車販売台数(乗用車)は、18年に比べ0.7%増の1430万台だった。2年ぶりにプラスに転じた。20年から部分導入される欧州連合(EU)の環境規制を前にした駆け込み需要が秋以降に発生し、全体を押し上げた。

2019年の欧州新車市場は10月以降、急回復した

2019年の欧州新車市場は10月以降、急回復した

最大市場のドイツが5.0%増と全体をけん引。フランスは1.9%増、イタリアは0.3%増だった。EU離脱にともなう先行き不透明感が漂った英国は2.4%減で、台数は13年以来過去最低だった。

メーカー別首位は独フォルクスワーゲン(VW)で、販売台数は3.6%増だった。シェアは0.7ポイント増の24.0%。主力のVWブランドは0.5%増と市場平均を下回ったが、スポーティーな大衆車ブランドのセアトが12.6%増、アウディは3.0%増だった。

2位は仏グループPSAで販売台数は1.5%減った。3位には仏ルノー(0.2%減)が入った。PSAとの経営統合を発表した欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は9.2%減で18年の5位から8位に転落。PSAとFCAを足したシェアは22.1%だった。

日本勢は新型「カローラ」を投入したトヨタ自動車が4.0%増。シェアは0.1ポイント上がり4.7%だった。日本勢でシェア2位は日産自動車(2.5%)で販売台数は20.0%減。マツダの販売台数は7.8%増、ホンダは12.0%減だった。

マルタを除いたEUの19年の販売台数は18年比1.2%増の1534万台。主要18カ国の12月単月の新車販売台数は前年同月比20.6%増の113万台だった。

20年の欧州市場は新規制の影響や駆け込みの反動など不透明な要素が多い。調査会社LMCオートモーティブは欧州主要17カ国の販売台数が19年比2.0%減の1401万台になると予測する。

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January 16, 2020 at 03:57PM
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