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免税販売と偽り消費税不正還付、ドラッグストア運営会社4千万円追徴課税 - 読売新聞

 外国人観光客向けの免税制度を悪用し、不正に消費税の還付を受けたなどとして、大阪市内に9店舗あるドラッグストアチェーン「フォレストドラッグ」の運営会社2社(大阪市)が、大阪国税局から計約4000万円の追徴課税を受けていたことが、関係者への取材でわかった。

 免税店は、外国人観光客に免税品として売った商品の消費税を受け取らない代わりに、商品を仕入れた際に支払った消費税分の還付を受けることができる。1日に客1人に免税販売できるのは、化粧品などの消耗品は50万円以下と定められている。

 関係者によると、2社は、50万円を超える販売分などを免税販売だったと偽り、不正に消費税の還付を受けていた。50万円を超えた場合、レシートを分割発行し、複数人に売ったように装うなどしていたという。

 大阪国税局からは昨年4月までの約2年間で、重加算税を含む計約3300万円の追徴課税を受けた。また、計約1億6000万円の所得隠しも指摘され、法人税を含めると追徴税額は計約4000万円に上った。

 運営会社側は25日、読売新聞の取材に対し「不正はなかったが、指摘に従って修正申告し、納税を済ませた」としている。

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December 25, 2019 at 11:20AM
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