日本全薬工業（ゼノアック）グループのゼノアックリソース（福島県郡山市）は、同社として初めて自社開発した医療機器である電子血圧計の製造販売の認証を取得した。病院向けに販売し、新たな事業の柱に育てる。
ゼノアックリソースの医療用電子血圧計
厚労省から承認を受けたのは「ZRF3100-BP」。小型のセンサーを手首に貼り付けることで血圧を体の表面から連続して測れるようにした。福島県立医科大学が開発に協力した。
医療現場では簡易な手術の場合、連続して血圧の測定が必要なときは一定の間隔をおいて腕帯を巻いて測定することが多いという。
ゼノアックリソースの製品を使えば測定の間隔に生まれる空白時間を解消できるうえ、腕帯による作業の手間を省いて効率良く測定できる。福島市の医療機器販売業を通じてオープン価格で販売する。
ゼノアックリソースは人や動物の細胞保存液の有力企業で、収益源を多様化している。
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December 26, 2019 at 01:36PM
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ゼノアックリソース、自社開発の血圧計の販売承認取得 - 日本経済新聞
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